安藤サクラ
2016年06月25日
【感想】ドラマ「ゆとりですがなにか」
このドラマはいろんな評価の仕方があると思う。
コメディーとしてのおもしろさ
クドカンによる世代論としてとかとか。
私が最も評価したいのは「ゆとり」という価値観を見直し、その意義を提示したことにあると思う。続きを読む
2015年05月04日
【レヴュー】映画「愛のむきだし」
以前、レヴューを書いた「トーキョートライブ」の園子温監督作品。
とにかく、西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、この三人の演技が全力すぎる!
体当たりなんてものではない。
アクションが、激しくAAAの西島君と元フォルダーファイブの満島ひかりの動きがキレキレ!
実話ということもあって、トーキョートライブほどぶっ飛んだアクションではないが、実話ということもあり、ワイヤーアクションや派手な凶器を使っていないにしては、2人の体の張り具合は半端ない。
また、本作は、上映時間が3時間以上あり、DVD2枚組長いことでも話題であるが、実感としても長い!
ただ、長く感じる理由は、これでもかというストーリーの変化の連続のためであって、無駄なシーンのためではない。
映画全体のとしての起承転結があるのは、当然だが、いくつかのチャプターに分かれていて、その章ごとの起承転結もあり、かといって、各章がぶつ切りなわけではなく、メインとなるストーリーの補足ともなっている。
また安藤サクラであるが、まともな人間がいない本作でも、抜きんでており、これでもかというほど、嫌なことを仕掛けてくるので、非常に見ごたえがある。
テーマとしては、性欲と愛との関わり、性欲と愛はいったいであるという主張である。
※主観です。
個人的に好きなのは、西島君の友人たちが非常にいい。和む。殺伐していくストーリーで、かなりの癒しを与えてくれる。
ただ、注意すべきは、バイオレンスとセクシャルなシーンが満載であるので、それが苦手な方は確実に避けた方がいい。流血につぐ流血、パンチラにつぐパンチラ。
時間がある時に、 気力がある時に、座して観てほしいタイプの映画だ。