2017年12月31日
「スターウォーズ 最後のジェダイ」のここが辛かった
■まずはよかったところを
色々と辛かったところがあるとは言っても、スターウォーズである。
やっぱり見どころはある。
冒頭、Xウイング単体で戦艦に向かっていくシーンは、最初にスターウォーズを観た時の感動を思い出させる。
あとは、BB8の異常なキュートさ!!
戦闘機を修理し、脱獄を手助けし、戦艦からフィンを救い出す万能ロボット。最高すぎだろ。
とにかく、BB8が最高だった。
■ここが辛い①:レイの活躍が少ない
ルークに何かあった以上に、レイの出生とか、彼女の成長がみたかったのだが、その描写はあまりなかったことが不満だった。
親が名もない人たちだったみたいな話があるが、それだとレイがなぜジェダイの騎士になる素質を持っているかという謎が深まる。
■ここが辛い②:ふてくされたおっさんを見させられるのは……
その分、ルークの過去についての話が多めだったのだが、そこも個人的には楽しめなかった。
ハン・ソロをダークサイドに落としてしまったことを悔いてひきこもっている姿は、かっこ悪い。
ガタガタ言わずに、弟子を止めにいけよとついつい思ってしまう。
せめて、最後はレイと一緒に、帝国と戦って欲しかった。
まさか、残像を放出することで消滅するという斜め上の死に方も、好みではない。
やっぱり、レイと一緒に戦って欲しいかった。レイと一緒に、帝国のボスを倒すのは、ファーストオーダではなく、ルークであって欲しかった。
■ここが辛い③:ストレスが解消されない
帝国軍の戦艦を旧共和国軍はどうやって振り切るのか、という課題が物語の序盤に示されるが、これがなかなか解決されないのは、マジで辛かった。
フィンと整備兵との決死の作戦も失敗、レイによる戦艦への単独潜入で、風向きが変わるかと思いきやそうなるわけでもない。最後は、戦艦の特攻により状況が改善するが、結構な人命を失った後の作戦なので、なぜ早くこの作戦を実行しなかったのかと思わざる負えない。
■ここが辛い④:天道よしみ……
途中、天道よしみみたいな女優が、主役ばりに活躍するので、ちょっと集中力が削がれた。
彼女に罪は、まったくないけども、こっちのコンディションの問題で、「天道よしみ」の「舐めたらアカン~♬」の音楽が脳内でループし続けた。
■まとめ
私はスター・ウォーズファンではなく、この映画のターゲットユーザーではない。
きっと、スター・ウォーズファンが、観れば私のようなにわかファンよりも楽しめると思うし、私の辛かった点など、きっと大した問題ではないかもしれない。
また、三部作のうちの第二作目なので、次回作をみれば、この作品の評価も変わるのかもしれない。
というわけで、次も映画館でみたいと思う。
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