2017年07月09日
【感想】映画「溺れるナイフ」
これは、しんどい。男がみて面白いつくりになっていない……。
少女マンガ原作だから、仕方ないのだが。
これはネタバレありです。
少女マンガ原作だから、仕方ないのだが。
これはネタバレありです。
■小松菜々はよかった
まだ中高生を演じても違和感ない小松菜々をみれるということがこの映画の最大の見どころだと思う。
その年齢しか演じられない役柄というのがあって、本作の主役は彼女にとってそういう役柄だった。
能年玲奈で言うところのホットロードの様な作品だと言える。
■結局ドS男最強!!
ホントマジで、少女マンガの世界では、ドS=最強ってどうにかならないんですかね!!!
野球大好き少年の彼は、どんなに優しくても、毛布のように冷えた心を温めても、ドS男イケメンの前には無力だ!!!
残酷な世界で普通の男には辛い。
ただ、こういうのは、ターゲットユーザーである10代女子がおもしろければいいのだが……。
成長のために乗り越えようとする課題がレイプされた記憶であり、普通の女子にとってもなかなか感情移入しづらいのではないだろうか。
■マンガだから許される表現って難しい
ラスト、賞をとって菅田将暉に話しかけ、彼の姿にオーバーラップしていくシーン、マジでわかりづらい。
マンガのコマなら、絵になるだろうが、映画で数分流されるとマジで辛い。
少女マンガ原作の実写化は割と大丈夫だというイメージを覆し、やっぱりマンガ原作の映画は難しいということを思い知った。
その他、邦画の感想はこちらから。
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