立ちますとも。

前回の記事にて、「いろんなゲームを遊ぶ機会がなく、むしろひとつのゲームをずっとやっていた」という開発者さんからのコメントをもらった。

(で、まあ言い訳の意味も込めて)
いろんなゲームを遊ぶだけじゃなくて、ひとつのゲームをやり倒すことにも需要があるよって話をしたいです。 

■どんなことに役に立つのか

・やりこみ要素を考える時


プレイステーションのトロフィーを例に出さずとも、今のゲームにはやりこみ要素が欠かせない。
アクションだろうが、RPGだろうがあらゆるジャンルにやりこみ要素が実装されている。

コンシューマーの場合、数十時間、数百時間、遊べないゲームをユーザーは買ってくれない。
買ってくれたとしても、すぐにクリアされたら、中古に出回ってしまって、ゲームの価値は一気に下がってしまう。

ソシャゲやネトゲはなんかはもうやりこみ要素しかない。

・そもそもやり込むこと前提のゲーム

ソシャゲは、課金の単価がそれほど高くないので、何ヶ月、何年もプレイされて、長期間にわたって課金してもらわないと商売が成り立たない。
※ゲームを初めてすぐにコンシューマゲームのソフト1本分よりも高い値段を課金する人がいるのは内緒


だから、やり込む要素がどれだけあっても足りない。
内容を盛りに盛っても、お金を払ってくれるヘビーユーザーはどんどんコンテンツが消費する。
MMORPGはそれが最も顕著だ。毎日ログインしてそのたびに10時間以上プレイするユーザーがザラにいる。

そういうユーザーの感覚は、それらのユーザーと同じ様にゲームを遊び尽くした人にしかわからない。
だから、ひとつのゲームを極めている人はそれはそれで貴重だ。

他にもライトユーザーが開発するのにしんどいゲームジャンルがある。

・テクニックがないとつくれないゲームがある

格ゲーとか音ゲーは、かなり長時間プレイしないと、うまくなれないし、うまくないと、ゲームの調整ができない。
調整どころか、自分が組んだコンボの確認すらできないし、仕様をつくることさえできない。

むかーしいた会社で、となりのプロジェクトが格ゲーの開発していたが、調整しているのは全国大会で常連みたいな人がたくさんいた。

■極めた先にしか見えない景色がある
ひとつのことを極めた人にしか、わからない感覚があって、その感覚を持ってしかつくれないものがある。
ひとつのゲームを遊び尽くした人もまた、開発には必要だ。


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