2016年08月31日
今日の「とと姉ちゃん」~第22週3回~
星野と常子が結ばれる道が、みえなくて辛い。
※基本的にネタバレ有りです。
※基本的にネタバレ有りです。
■常子の事情はあの頃と変わっていない
かつて、星野の求婚を断ったのは、鞠子と美子の側にいたいという思いからだった。
鞠子も結婚し、美子も結婚間近である今、常子と星野の間には障害が無いように見えるが、
自ら自分の子どもと呼ぶ会社と「あなたの暮らし」がある。
しかも、鞠子や美子の様にいずれ自分の元を巣立ってはいくものではない。
■鞠子の例
加えて、鞠子が結婚し仕事を退いたことが、常子と星野が共に暮らせることが難しいことを示している。
結婚する際に鞠子には、仕事と結婚を両立するということがまったく想定されていなかった。
それは、当時を生きる人間としては、当然の考えだったろう。
そして、家電が普及する前の日本において、家事は重労働であることは作中でも述べられており、仕事と両立できるものではない。
というわけで、常子と星野が一緒に暮らせなさそうで、みていて切ない。
この2人の関係にどうやって落ちをつけるかが気になる。
その他のとと姉ちゃんの感想はこちら
高畑充希ちゃんと有村架純ちゃん共演作「女子ーズ」のレヴューと「いつ恋」の感想も書いてます。
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