今日の「とと姉ちゃん」~第8週6回~【感想】真田丸~第21週「戦端」~

2016年05月29日

【レヴュー】映画「素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店」

ベルギーオランダのコメディー映画。
ベルギーと勘違いしていましたが、正確ににはオランダ映画でした。

ハリウッド映画とは色々と違って面白かった。 
ラブコメに着地するので、デート向き。 




あらすじ
由緒正しいベルギーの貴族の御曹司ヤコブは、
母の死を期に、ずっと計画してた自殺を試みるが、なかなかうまくいかない。

人生の「旅立ち」をプロデュースする旅行代理店エルシオンをふとしたきっかけで訪れたヤコブは、
ここぞとばかり、「旅立ち」を申し込む。
ところが、そのサービスを申し込んだ際に同じ様にサービスに申し込んだいう女性と出会い、
次第に引かれていく。

彼女と多くの時間を過ごすため、旅立ちを延期する様にエルシオンに申し出るが
拒否される。それどころか、突如、エルシオンの従業員に命を狙われてしまう。

みどころ
自殺という重いテーマにしながらも、繰り広げられるコメディー要素が良い。
旅立ちを申し込んだ後に、念願の死を楽しみにするあまり、うきうきするヤコブの姿はおもしろい。

ハリウッド映画と違った要素がたくさんみられるのも良い。
例えば、公用語が複数あるベルギーらしく、
登場人物が英語やヒンディー語といった様々な言語を使い分けている点である。
ちなみに、日本での上映に合わせて、字幕の色を変えて、
別の言語を話していることが分かるように工夫されている。

ヤコブが住んでいる豪邸も見ごたえがある。
あまりの豪華さに恵まれた生まれと、自殺願望を抱く心のギャップが
際立って、彼に興味をもって見られるようになっている。

一番見てほしいのは、後半のベタなラブコメ展開だ。
重いテーマの死とのギャップでほっこりする。

ターゲット
プラックコメディーが好きな人はまず間違いないかと。

後は、ハリウッド映画とは違う演出の映画をみてみたい人ですねー。
ハリウッド映画は、15分に一回見せ場を作る様にしているというが、
本作は、そういう意図は感じられない。

大人なラブストーリーがみたい人にもおすすめ。
死という人間にとっての永遠のテーマを扱っているので、
30代、40代と年を重ねることに面白さがわかってくるんじゃないだろうか。

気になる点
前半の展開がスローテンポなのが、賛否が別れそう。
ハリウッド映画のどんどん場面が展開していくタイプの映画が大好きだ!!という人は、見づらいかもしれない。

また、魅力的な登場人物が多くて、もうちょっとそれらの人物のことも知りたいと思った。

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sonykichi at 12:18│Comments(0)TrackBack(0)映画 | 洋画

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