2016年04月07日
【レヴュー】ゲーム「DownWell」
スマホの売り切り型アプリのレヴューです。
これが、プレイ動画です。
このゲームの概要を簡単に。
これが、プレイ動画です。
このゲームの概要を簡単に。
Downwell は、果てしなく深い井戸を下っていく2Dジャンプアクション・シューティングゲームです。個人的にはかなり関心したゲームデザインだったのでレヴューです。靴型兵器・ガンブーツを駆使して、敵を撃ったり踏んづけたりしながら、毎回地形の変化する奇妙な井戸を攻略していくこととなります。アイテムを拾ったり、お店で買い物をしたり、レベルクリア時に取得するアップグレード等を頼りに、ひたすら井戸の底を目指しましょう。 引用先
■画面が白黒
ほぼ全てのゲームがカラー表示なのに、
モノクロ調で表現しているのは、凄いなー。
一人で開発をしたインディーズゲームらしいので、
モノクロ調にすることで絵を描く手間をかなり削減できるメリットを考えてのことだろうと思います。
ただ、それをしてしまうと、キャラクターの良さが出しづらくて、
既存のソシャゲの様にキャラクターを売りして商売ができなくなるから、
かなり勇気のいる決断です。
これもかれもゲーム性が優れているという自信があったからだろうなー。
モノクロにこだわったゲームボーイの父、横井軍平さんの魂を感じます。
■アクションゲームしてる!
スマホのアクションゲームをつくるのはしんどいものです。
というのも、アクションゲームは、難しい操作を覚えていくタイプのゲームなので
操作性が非常に大事です。
が、スマホの入力はタッチパネルによるもので、
ゲーム機のコントローラによる操作に比べて操作性が悪いです。
十字キーがないのが特に問題です。
スマホの縦スクロールシューィングゲームがイケてないのも、
スマホのボンバーマンがやたら難しいのもこれが原因です。
このゲームは、キャラクターの動きを左右への移動と
ジャンプ(もしくはショット)だけに限定することで、誤操作してしまう問題を避けています。
また、スマホの操作する際にタッチする指のせいでキャラクターや
画面のUIが隠れるというスマホの別の問題も回避しています。
キャラクターの進行方向を原則的に上から下(縦スクロール)にし、
加えて、ボタンを画面の下部に置くことで指でそれらが隠れてまわない配置になってます。
素晴らしいです。
■ガンブーツというアディア
このゲームの特徴の1つに、キャラクターの足から弾がでるシステム、
「ガンブーツ」が挙げれます。
※ガンブーツについては、開発者自らGDCの講演で詳しく紹介しています。
落ちていくタイプの縦スクロールに、ガンブーツのシステムが実装されることで、
進行方向を確保するゲーム性が加わっています。
他にも発射の反動を利用して、滞空時間を稼いだりと様々な楽しみが加わっています。
久々にスマホのゲームで感動できるものに出会えました。
これからは、売り切り型のアプリをもっと遊んでみようと思った次第です。
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