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2016年03月22日

【レヴュー】映画「僕だけがいない街」

うん、まあ、あれだ、がんばっている。
ただ、もうちょっとね、

ラストが!!! なぜ、そうなる!!







「あらすじ」
アニメとだいたい同じです。

藤原竜也が演じる藤沼悟はマンガ家志望の青年だ。
彼には、不思議な力がある。
事件や事故が起こると、
時間をさかのぼりそれらを防ぐことができるというもの。

交通事故にあい入院したため、彼を心配した彼の母親が地元から彼のもとにやってくる。
ところが、母親は、彼が留守の時に殺されてしまい、
悟は母親殺しの罪を着せられてしまう。
>■みどころ
まず、アニメと遜色ないほどに、時間をさかのぼる演出などをしっかりやっている。
時間をさかのぼる前後のシーンの細かい差異を描写していた。

また、マンガ原作の実写映画でありがちな、
前後編と分けることをしていないのは評価できる。

あとは、有村架純がかわいい。
有村架純は、バイト先の同僚である女子高生役立った。
主人公を助けてくれる天使っぷりが良い。


ターゲット
残念ながら原作やアニメを知っている人はあまりおもしろくない。
理由は後で書きます。

原作を知らない、ミステリーが好きな人は、楽しめるかもしれないなー
マンガ的な要素は少ないので、そういうのが苦手って人も、問題ないかと思います。

残念な点
本作は、ミステリー要素が強い。
そのため、原作やアニメにて、ネタばれしていると物語を楽しめなくなる。

ネタバレしていても、登場人物の感情の機微だったり、
謎が明らかになっていく過程が面白かったりするものですが、
この映画にそれほどの力はないっすわー。

肝心の犯人がわかるラストシーンの説明不足が凄い。
全てを台無しにする。
もっと前半を削ってここに時間を割くべきであった。
こうなってしまった理由だが、
ヒロインの有村架純の出番を多くしたからだと思っている。
有村架純の役が活躍する前半部分を、
プロモーションといった大人の事情で、短くするわけにはいかなかったからではないだろうか。
そうでないなら、物語の核心部分に関する説明が不足するわけがない。
※有村架純ちゃんにはまったく非はありません!

藤原竜也や有村架純の演技が良かっただけに、惜しい作品であった。


 






 

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sonykichi at 00:25│Comments(0)TrackBack(0)映画 | 邦画

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