IT社員の公私混同（他のブログに移行中）:【レビュー】映画「極道大戦争」

2015年11月24日

【レビュー】映画「極道大戦争」

どうしてこうなった！

予告はめっちゃおもしろそうだったのに、
いや、もっというと、序盤は最高だった。

だがしかし、広げた風呂敷をちゃんとたためてないよ、これ！！！！

■あらすじ
人情味あふれるヤクザの組長（リリーフランキー）と、
市原隼人をはじめとする組員は、さびれた商店街を守り、地域に根付いていた。
彼のおかげで、街のもめごとや不景気で殺伐とした人間関係がおさまっていた。

ところが、彼が一部の組員と謎の組織によって、暗殺される。
その組織とは、ヴァンパイア達が所属する闇の組織。
リリーフランキーもヴァンパイアでその組織の一員だったが、裏切る形で今の組に所属する様になった。

リリーフランキーが死ぬ間際、達が悪いことに市原隼人に噛み付き、ヴァンパイアの力を宿す。
ヴァンパイアの力を手に入れる代償に、「カタギ」の血を吸いながら、組長の敵を討つ戦いが始まる。

■みどころ
設定の妙で、ヴァンパイアのルール。
やくざの血はまずくて、吸えないから、
カタギの血がないと、生きていけないっていうやつ。

だから、市原隼人は、組長と守ってきた、カタギに噛み付いて、
そのカタギがどんどんヴァンパイアになっていく。
そして、ついでに、やくざになっていく。

もう、街中は、全員ヤクザ！　
小野寺ちゃんこと、優希美青は、高校生を演じていて、ヴァンパイア
ヴァンパイア＆ヤクザになってしまいます。

個人的には、彼女が「ちんけな、N年N組という組のものです」言うシーンが本作のピーク。

■まあ、お勧めはしない
設定だけをとるとおもしろいのだけど、街中ヴァンパイアになったあとに、
カオスになって、収集がつかなくなる。

後半、謎の組織のボスが現れて、まとまるかなと思ったけど、グシャっとする。
最後のシーンは、斬新すぎてついていけない。

B級じゃなくて、C級映画くらいでみておくと、みられるかなー。
あと、成海璃子はかわいい。

役者が好きな人と、C級ホラーが好きな人は観て大丈夫。