2015年06月13日
今日の「あまちゃん」~第10週6回
本来のユイちゃん......。
あまちゃんっていうのは、アキ、ユイの過去のハルコさんの成長を描く青春群像劇なんやなー。
個人的な解釈では、青春ってのは、自己同一性、アイデンティティが確立おらず、そのことで悩む時期だと思っている。
他者が望む自分と自分がなりたい自分が一致することがアイデンティティであるとするなら、ユイは今まさにその葛藤の中にいる。
あまちゃんっていうのは、アキ、ユイの過去のハルコさんの成長を描く青春群像劇なんやなー。
個人的な解釈では、青春ってのは、自己同一性、アイデンティティが確立おらず、そのことで悩む時期だと思っている。
他者が望む自分と自分がなりたい自分が一致することがアイデンティティであるとするなら、ユイは今まさにその葛藤の中にいる。
ミス北鉄でいてほしい大人達、それを全力で拒否するユイ。
ユイは、アイドルになりたいかも怪しい。
「キャメロン・ディアス、チャーリーズエンジェルの様に、めまぐるしい生き方」がしたかったが、母親が望まない(というか意味がわからない)ので、アイドルにいきついたとアキはいっている。
そして、めまぐるしく、変化がある東京にいきたい、
東京でもっともめまぐるしく変化したいなら、アイドルが当面の目標とな様に思える。
積極的に東京を選んだというより、自分の生き方を許容する環境を消去法で選んだ感がある。
一方、アキは違う。他人にどうあって欲しいかは、さておき、アキは自分のなりたいものを積極的に目指していく。
海女も、南部ダイバーも、そしてアイドルも。
前者と後者でいうと、後者の方が明るく、前向きである。
宮藤官九郎は、「朝だから、明るいものがみたいよね」という想いから、本作をつくっていってとインタヴューで語っていた。
前者の方が、朝ドラヒロイン的だが、敢えてアキをヒロインにしたのは、その様な意図からだろう。
朝ドラヒロインは、梅ちゃん先生の梅も、ちりとてちんのビーコも、ちゅらさんのエリも、どんな大人になるかで葛藤している。
※本ブログにおける朝ドラ論はここから
その様な葛藤は、ユイちゃん(と過去のハルコさん)に任せて、アキには葛藤よりもまっすぐ進み、そして大人たちを巻き込んでいく。そこが、あまちゃんのおもしろさの一つ。
↓チャーリーズエンジェルは、「フルスロットル」だけでいい。MVとしては、最高の映画。
ユイは、アイドルになりたいかも怪しい。
「キャメロン・ディアス、チャーリーズエンジェルの様に、めまぐるしい生き方」がしたかったが、母親が望まない(というか意味がわからない)ので、アイドルにいきついたとアキはいっている。
そして、めまぐるしく、変化がある東京にいきたい、
東京でもっともめまぐるしく変化したいなら、アイドルが当面の目標とな様に思える。
積極的に東京を選んだというより、自分の生き方を許容する環境を消去法で選んだ感がある。
一方、アキは違う。他人にどうあって欲しいかは、さておき、アキは自分のなりたいものを積極的に目指していく。
海女も、南部ダイバーも、そしてアイドルも。
前者と後者でいうと、後者の方が明るく、前向きである。
宮藤官九郎は、「朝だから、明るいものがみたいよね」という想いから、本作をつくっていってとインタヴューで語っていた。
前者の方が、朝ドラヒロイン的だが、敢えてアキをヒロインにしたのは、その様な意図からだろう。
朝ドラヒロインは、梅ちゃん先生の梅も、ちりとてちんのビーコも、ちゅらさんのエリも、どんな大人になるかで葛藤している。
※本ブログにおける朝ドラ論はここから
その様な葛藤は、ユイちゃん(と過去のハルコさん)に任せて、アキには葛藤よりもまっすぐ進み、そして大人たちを巻き込んでいく。そこが、あまちゃんのおもしろさの一つ。
↓チャーリーズエンジェルは、「フルスロットル」だけでいい。MVとしては、最高の映画。